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共創活動

2021.11.01

小田急電鉄シェアバギー実証実験レポート

こんにちは。
母親アップデートコミュニティ（HUC）で絶賛活動中の
『子育てインフラアップデートプロジェクト』です。

私たちは、子連れお出かけで直面する“困り事”を解消し、ストレスフリーな社会を目指したい！という、熱い志を共にしたメンバーで活動をしています。

そんな私たちが待ちに待っていた取組み『ベビーカーのシェアリングサービス』を、小田急電鉄さんが実証実験として始められました。早速、以前からHUCとご縁のある「小田急ONE(オーネ)」の和田正輝さんにお願いさせていただき、プロジェクトメンバーで体験をしてきました！

＜小田急電鉄様のプレスリリース＞

ShareBuggyってどんなサービス？

ベビー用品レンタル・販売サービスを運営するBabydoorさんが運営されているサービスで、現在は小田急電鉄さんとの実証実験という形で、小田急線の新宿駅西口を出たところで専用のベビーカーが借りられます。（5月7日〜31日までを予定）　実証実験が６月３０日まで期間延期されることになりました　

“ShareBuggy“のアプリをダウンロードいただき、専用ポートにあるボックスの鍵をアプリで開ければ、誰でもベビーカーを借りることができます。詳しくは、“ShareBuggy“のサービスページをご覧くださいね！ShareBuggyShareBuggyはベビーカーを簡単に借りることができるシェアリングサービスです。ベビーカーはどこのポートでも返却するこsharebuggy.jp

ベビーカーシェア体験の流れ

今回は、大人５人、子供２人で参加。
小田急電鉄さんのご担当者にご案内いただきながら、実際にベビーカーをレンタルし、二手に分かれて新宿駅周辺を散策しました。

アプリに登録してレンタル開始！
さて、どんな出来事が起こったでしょうか？？

詳しい体験レポートはこちら↓ からご覧ください！

◆散策チーム①生後7ヶ月の赤ちゃんと一緒に新宿の街をお散歩
・参加者：７カ月のお子様づれママ＋大人1名
・普段は抱っこ紐でお出掛け、荷物も多いしベビーカーがあると楽・・・

◆散策チーム② 3歳のお子さんと一緒に新宿中央公園までお散歩
・参加者：３歳のお子様づれママ＋大人2名
・元気な時は歩いてくれるけど、疲れると抱っこをせがまれ大変・・・

それぞれ１時間ほど出掛けた後は、ベビーカーを返却し、小田急電鉄さんの本社にて、ご担当の方と意見交換を行いました。

▼専用ポートのイメージ

体験後は意見交換を行いました

体験の後は、この実証実験を企画されている、小田急電鉄のご担当者様と、ShareBuggyを運営されている、Babydoor様との意見交換会を行いました。

＜出席者＞
小田急電鉄様：遠藤様、梓様、和田様
Babydoor様：中川様、吉岡様
HUC：Hanaちゃん、えりりん、あやねぇ、あやじ、あいこ

感想、アイデア、将来の展望など様々な意見が飛び交い、１時間以上にわたるとても盛り上がる会となりました。プロジェクトとしても、参考になるお話ばかりだったので、いくつかご紹介します。

◆実際に体験してどうでしたか？

・ベビーカー自体が良いもので、とても使いやすかった！
・安定感があり押しやすい。操作性が良い！
・子供が気に入ってくれてよかった！
（実際に、０歳児は10分ほどで入眠、３歳児は持って帰りたいと言うほど）
・清掃キットが付いているので安心感があった！
　除菌スプレーなど、何が入ってるか、どう使うかが書いてあると尚良い！
・レインカバー、日除けなどのアイテムもあると良い！

◆どんな利用方法、シーンがありますか？

・赤ちゃんづれのお出掛け、荷物おきや、寝ている間の休憩タイム
・昼寝が必要な2-4歳児に一時的に使う
・大人の足だと数分だが、子供が歩くと遠い距離にちょうど良い
・親2人と子供で出かけて、二手に分かれたい時など

◆より使いやすくするためにできることは？

・借りた後どこを通れば目的地に行けるのかがわかると良い
（近くのスロープ、エレベーターなどをアプリで示すなど）
・実際に１人で借りようとすると、操作時に荷物を置く場所などが必要
・子供も楽しめるようなデザイン、空間にしてはどうか
・子供アイテムの自販機などを併設し、ここにくれば全て揃う、ということをアピールしてはどうか

体験会を通じて感じたこと

子供連れのお出掛けを楽しむためには、やはりベビーカーは必需品だとあらためて実感しました。とはいえ、混み合う電車にベビーカーを乗せたり、乗換えなどで毎回エレベーターを探して遠回りするのも面倒・・・そんな時に、このベビーカーのシェアリングサービスが目的地にあると、とても便利だし、お出掛けしたくなるな、と思いました。

現在は新宿駅のみですが、今回の実証実験を踏まえて、他の駅施設や観光地などにもShareBuggyを広げていく構想があるそうです。小田急沿線では、箱根、下北沢など人が沢山集まるポイントもありますので、どんどん広げていって欲しいです。

私たちのプロジェクトでも、子供との移動がより便利になる社会の実現に向けて、これからも企業様とのディスカッションや、情報発信などを続けていきたいと思います！