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2021.01.30

母親アップデートWEEK 2021~Let’s mix the world

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法人を設立1周年を記念したオンラインイベント「母親アップデートWEEK〜Let’s mix the world〜」を開催しました。テーマはLet’s mix the world。個々の多彩な世界がもっと混ざりあいながら、人生をもっと楽しめるようにアップデートしていこうというテーマで、ゲストをお招きし、トークイベントを行いました。

①「人生100年時代のライフピボット」黒田悠介さん

ライフピボットとは、黒田さんが提唱するあたらしいキャリア論。変化の激しい人生100年時代を生きるわたしたちにとって、いつでも何回でも生き方やキャリアをピボット(転換)する方法をまとめた本です。
黒田さんは、「議論で新結合を生み出す」という活動ビジョンを掲げて、新しい職業とコミュニティを生み出しています。

■ゲスト
黒田悠介さん



1.「職業×議論」としてはディスカッションパートナーを生業としています。スタートアップから大企業の新規事業まで、主に1on1の議論を通じて立ち上げを支援。
2.「コミュニティ×議論」としては議論メシを主宰。「議論メシ」は、議論というフラットでポジティブな対話でつながるコミュニティ。お互いの意見や価値観を尊重しながら、新しいアイデアやモノの見方を一緒に作り上げる実験場です!議論をとおしてメンバー同士が自然とつながり、様々なコラボレーションも生まれています。 他に、フリーランスコミュニティ「FreelanceNow」の発起人でもあり、かつては「文系フリーランスって食べていけるの?」というメディアを運営するなど、「フリーランス研究家」として働き方の多様性を高めるための活動も。ハンチング帽とメガネがトレードマーク。

東京大学文学部心理学→ベンチャー社員×2→起業(売却)→キャリアカウンセラー→フリーランス研究家→ディスカッションパートナー→コミュニティデザイナーという紆余曲折なジャングルジム型のキャリアを歩まれています。

ナビゲーターは、母親アップデートコミュニティ発起人のなつみっくすが行い、
黒田さんといっしょに自分のキャリアについて考えました。

②「社会を自分ゴトにする新しい寄付のカタチとは?」今井紀明さん

10代の孤立を解決する認定NPO法人D×Pの代表である今井さん。起業した時に「NPOだと活動資金集められない」と何十人からも言われたなかで、毎年多くの寄付が個人から集まり、活動を広げられています。

「自分のNPOだけが活躍することで社会がよくなっていくだろうか、と問えば、そうではない。様々な分野で活躍するNPOが出てくるからこそ、社会の課題は是正できるしスピードも上がる。」という思いから、新しい寄付のカタチである「SOLIO」というプラットフォームを立ち上げられました。

「寄付したいけれど、寄付する先がわからない」という人が、新しい寄付のカタチで、社会を自分ゴトにする。
新しい寄付のカタチを今井さんといっしょにディスカッションを行うことができました。

また昨年、今井さんはステップファザーになられて、ご自身の経験をnoteに書かれています。親としての視点も踏まえてお話いただきました。

■ゲスト
今井紀明さん


認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長 / 株式会社SOLIO 代表取締役
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後、友人らに支えられ復帰。偶然、通信制高校の先生から通信制高校の生徒が抱える課題に出会う。親や先生から否定された経験を持つ生徒たちと自身のバッシングされた経験が重なり、何かできないかと任意団体Dream Possibilityを設立。大阪の専門商社勤務を経て、2012年にNPO法人D×Pを設立。通信制高校の高校生向けのキャリア教育事業を関西で展開し、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を目指して行動している。
中・高・大学と運動部には所属しておらず、マラソンを始めたのは6年前。

③「主体的?被害者的?  セルフリーダーシップで選ぶ力を身につけよう」木村純子さん

VUCAの時代と呼ばれる世界的な変化の中で、日本でもダイバーシティー推進が謳われ始めたものの、形式的な対応に留まるケースが多いのが実態です。でも、そんな時代だからこそ、厳しいタイムマネジメントでタスクをこなし、周囲に理解してもらえるように努め、何より日々愛をもって子供と関わり続ける母親たちこそリーダーシップを発揮できると前回講演で木村さんは語ってくださいました。
また、ビジネスパーソンとして成功を収め、現在は日本に30数名しかいない国際コーチング連盟マスター認定コーチとして数多くのリーダーを見てきた木村さんからの、「母親という存在のままリーダーになることで組織が健全になる!」と温かくも力強いエールに多くの感動の声が寄せられました。

母親アップデートWEEKではその実践編として、主体的態度、被害者的態度を理解し、どう選ぶかをワークを通じて考えることで、 自分の行動を振り返り、各自が今後のアクションを考えました。

■ゲスト
木村 純子(すみこ)さん

株式会社 ピュア・エッジ 代表取締役 / 株式会社 CHANCE for ONE 取締役
国際コーチング連盟(ICF)マスター認定コーチ(MCC)/ 米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
1963年生まれ。新卒入社した外資系企業で、営業をはじめ複数の職種の現場経験を積んだのち、人事・広報・総務の統括本部長として最年少かつ女性初の執行役員・取締役を歴任。コーチ型マネージャーの先駆けとして経営改革、風土変革のリーダーシップを執る。2009年末に退職、独立。2001年にコーチングと出会い、会社員時代からプロとして活動を開始。パーソナル・ビジネスのテーマを分け隔てなく扱う個人コーチングの他、企業の経営層・上級管理職を対象としたエグゼクティブ・コーチング、管理職向けワークショップ、リーダーシップ研修およびグループコーチング、“組織をコーチする”手法による理念経営の組織開発が専門。
代表を務めるピュアエッジ社は2020年ダイバーシティ&インクルージョンを推進する企業Top10に選出された。

【YouTube】木村すみこチャンネル
【blog・連載】株式会社ピュア・エッジnote
【Facebook】株式会社ピュア・エッジ

HUC代表なつみっくすによるイベントレポートはこちら
>>> 母親がマネジメントに入れば、組織が健全になる

④高校生が伝えたい、ジェンダーの話 │ DAY1 高校生が考える 乳幼児期のジェンダー


NPO法人ジェンダーイコールさんの「高校生が伝えたい、ジェンダーの話」のイベントに、一般社団法人母親アップデート・代表のなつみっくすが登壇。高校生と共に、幼少期から積み重なるジェンダーについて考えました。

>>> 母親アップデートWEEK 2021~Let’s mix the world【イベントレポートまとめ】